アインクラッドにおけるPKとは

ソードアート・オンラインのアリシゼーション編が終わったと聞いて読み直そうと思った。

 

ソードアート・オンラインは好きだが、あのアインクラッド編のPKの存在には疑問を覚える。MMORPGにはPKはそりゃ居たが、あの世界にPKが居るというのは凄い。

 

アインクラッドのプレイヤーというのは、その世界からの解放という目的を同一にする組織のようなものだ。しかもタイムリミット(生身の衰弱)とリソースの限界(1万人という限り有る参加者)があり、ゲームの仕様的にも、ソロではボスモンスターに勝てない(キリトくんは勝ちそうだが)ので、プレイヤー同士の協力が余儀なくされる。早くクリアしないと現実で死ぬかもしれないし、ゲーム内でミスれば自分が死ぬ世界で、他者から恨みを買い、いつ何時襲われても相手にペナルティのないPKになるというのは、自殺行為も超えた何かだ。アインクラッドにおけるPKとは、現実世界の殺人者すら超えたキチガイだ。

 

まぁキチガイで片付けてしまえば、ラフィン・コフィンはもう存在していいと思う。キチガイなんだからしょうがない。

 

あの世界は上層に行くほど取得できる金や経験値が増えていき、装備も強くなるレベル制のよくあるRPGだ。とすると、シリカ編でキリトくんが「すまない、俺のリジェネはあんたらのDPSを超えているんだ」をやったザコPK、あいつらこそ存在するのがおかしいと感じる。

 

自分ら全員を単騎で殺しかねない実力者が上位にうようよいる世界で、いつ虎の尾を踏むかわからないPK行為をしたいと思うだろうか?一歩間違えて、上位者の知り合いに自分たちがPKであることがバレ、上位者が討伐にやってきたら為す術なく殺されてしまうのだが……あの世界では、他人の命を一つ奪う度に自分の命のストックが一つ増える、くらいのメリットがないと、そんな危ない橋を渡る理由が俺にはわからない。

 

少なくとも攻略組という自分たちより強い存在が同じ閉鎖空間にいることを知っていて、どんな思考をすれば、大義名分と圧倒的多数をもった討伐隊が組まれる、あの世界における最大タブーのPKを、10人程度の少数で行おうとなったのだろうか。

 

1万人という上限がわかってるから、例えば最上位の帝国ギルドを結成し、構成員が5000人以上かつ2位のギルド以下が全て協力しても1位に逆らおうと思わないような状況で、独自の法律により人を裁いて殺し始めるとかならわかるのだが。

 

リジェネより回復が強いキリトくんがカッケーからいいのかな。

 

あと、娼婦が存在しないのも不思議だ。

 

ゲーム内の娯楽である美味しい食事はとても高価である、セックスはできる、セックスは現実同様に気持ちよく、相手の同意がないと出来ないのでレイプは出来ない。かつ、現実世界でどんなに股を開こうが、所詮VR空間でのセックスでは、現実では処女のままでさえあるのだ。チャットHしてる程度でいい。絶対娼婦が発生すると思うのだ。まぁこれは描写されてないだけかも。でも、キリトとアスナのベッドシーンは描写されたのだから、娼婦も存在するはずだよなあ。

 

・あんな命がけの世界で迂闊な中流PKいねえよ

・娼婦いねえ

 

ソードアート・オンライン 娼婦」「ソードアート・オンライン PK 変」等、

思いつく単語で検索しても同じ考えの人はいないようだ。俺は変なのかな。