鳥のささ身

この2年くらい殆どを外食で済ませていたのだが、最近、低温調理にはまったのもあってよくスーパーに行くようになった。

 

俺は鳥のささ身が好きで、好きと言っても焼いたり煮たりしたのはあんまり好きじゃなくて、さっと湯がいてタタキ風にした鶏わさが好きだ。

 

低温調理がタンパク質の変性温度を科学したものであるならば、食中毒とその予防も菌の由来と殺菌温度の科学であり、鶏の生食で特に危ないカンピロバクターサルモネラは、鶏の筋肉には存在しないが内蔵等から付着する場合があり、そこから感染する。

 

よって、その日に処理された鶏ささみを、念のため表面を沸騰したお湯で10秒程度湯がき、冷水にさらすと鶏わさがもりもり作れる。自宅で作れば安いし、いい肉ならうまい。

 

なので、とりのささみはだいたいのスーパーで見る。でも最近はミッドタウンの高いスーパーでしか買わなくなった。

 

 

◆業務用スーパー(ハナマサ)

ブラジル産のささみを1kgくらい詰めたパックとか売ってる。ハナマサは店内で惣菜や弁当の類を作らないので、値引きシールが早めに貼られる印象がある。値引きシールを貼っても売れなかったものは、廃棄もしくは引取業者に引き取られるのだろう。例えばセカンドハーベストというホームレスへの炊き出し用を行ってるところとかは無料で引き取ってくれるらしい。ここのササミは流石に怖くて、生で食ったことがない。安い。

 

◆チェーンスーパー(マルエツ等)

近所に2軒あるが、ササミの賞味期限を超えたものは、おそらく店内で調理されささみフライとして販売されている。どちらもササミは賞味期限ぎりぎりまで置かれている。なので、3日に1日くらいしか新鮮なササミは買えない。ノーブランドの国産鶏と、契約しているブランド鶏の二種類がある。ブランド鶏の新鮮なやつならまぁまぁうまい。値段もそこそこ。

 

◆高級スーパー(ミッドタウン)

Precce Premium|フード&カフェ|ショップ&レストラン|東京ミッドタウン

 

ハイクオリティー&ハイサービスがテーマの高級スーパーマーケット。と公式サイトにも書いてあるので高級。鶏肉に関して言えば基本的にブランドつきのしか売ってない。果物等も、全く同じブランド(例えばシャインマスカットとか)であっても、チェーン店とは格が違う味のものを売ってるので、ハイクオリティーなのは納得してたが、ハイサービスってなんぞや?別にスーパーで店員に違いなんか無いし、レジ袋へ積めてくれるわけでもないしなあと思っていたが、ササミで気づいた。この店はササミを、その日に処理したものしか売ってない。

 

そこに気付いて他を見ても、基本的に賞味期限ギリギリまで、色が悪くなるまで刺し身を売ったりしてない。早めに値引きされるが、しかし値引きは20%までが多い。半値まで引くことはない。そして、ササミのような鮮度が命のものは、多分即座にササミフライにして売ってるんじゃないか。一応もも肉とかはたまに20%引きを見かけるが、ササミに関して値引きされてるのは見たことがない。鶏肉は鮮度が命、特にササミのようなシンプルなものはそうなので、ここの惣菜は値段に応じた味を生み出してるんじゃないか。

 

こんなのは現場の人間の勘所ではなく、品別に細かく設定されてるはずで、ササミに関してきちんと当日のものしか売らないような設定をしていることは、とても信頼できると思う。

 

なので最近この高級スーパーに通ってる。普通のスーパーで買うより2~5割高いし、牛乳とか買うなら割高なだけなんだろうが、全体的な信頼感から、何も考えず買い物できるのはでかい。この肉賞味期限近くてやばくないかな?とか、奥に賞味期限がもっと先のが隠されてないかな?とかそういう考え事をする必要が一切無いのが良い。

 

あと、ミッドタウンぶらぶらすると面白い。サンダルスェットとかでぶらぶらしてる変なのがいたら俺だ。