空白雑記

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おちんぽ騎士団の逆襲 アスペの叶わぬ恋

続編です

 

前編

 

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以下のやり取りは俺がそれっぽい感じに自分の言葉で書いたものなので、完全にフィクションである。もし似たような文面を見つけてもそれは俺の話じゃない。

 
「あー運命の王子様が迎えに来てくれないかな」(女)
「○○ちゃんのために白馬買ってくればいい?」(A)
「▲ちゃんおはよー(^^今日はお仕事?」(A)
「ほんと好き。白馬で迎えに来て。」(女)
「いいよ。迎えに行くから待ってて。」(A)
「うん待ってる、会ったらぎゅってしてね」(女)
「□□ちゃんは女子高生だからまだわからないかもしれないけど、いっぱい経験したらその気持ちの意味がわかるよ(^^」(A)
「絶対する。力いっぱいぎゅーってする。俺も好き」(A)
「俺も好きだぞ。大丈夫か?絶対に無理はすんなよ。」(B)
「○○ちゃんは可愛すぎだろー。もうちょっと手加減しろよ」(C)
「えへへー」(女)


「この世は地獄。おちんぽ騎士団滅ぶべし」()


おちんぽ騎士団に対抗し、適応した本当に強いオスもいる。それは、僕は愛を証明しようと思うに出てくるような、恋愛工学の理想形だ。おちんぽ騎士団の仕草を真似て、軽い女で経験値を積み、本命の愛する家庭を持つ相手をものにするというオスだ。おちんぽ騎士団に汚染された女は遊び相手としてしか扱わず、本命の相手にはきちんと女性として大事にする。おちんぽ貴族とでも呼ぼうか。


そもそも俺が、おちんぽ騎士団を楽しむような、メンヘラビッチ系の女に惹かれるというのが、一番の問題だ。俺はアスペなので、自分が生きづらい人間だというコンプレックスから逃れられないでいる。自分では普通に生きているつもりなのに、みんなが俺のことをお前は普通じゃないと叱ってくる。これまで生きてきて、やっと、能力を評価してくれ、俺の人格を否定しないで居てくれる友人や、仕事でのある程度の成果を得たおかげで、人並みには生きられるようになったが、生きづらさは変わってない。金があり、ほしい物は買え、美味いものが食えても、寂しい。


だからだろうか。自分にない物を求めるからだろうか。美人であるだけで、若いだけで、いくらでもおちんぽ騎士団がよってくるような、そのことを甘受しているような、きちんと自分に向き合ってくれないような、ビッチと呼ばれるような、おちんぽ騎士団に囲まれてる子にこそ、自分の方を向いてほしいのだ。そうしないと救われない(と思い込んでいるのかもしれない)事が、俺のカルマなのだ。当然、そんなことは今まで一度も起こらず、こうして失敗を重ねているのだが。


俺も恋愛工学のように振る舞えたら楽なのだろう。そんなビッチと遊びで並行して付き合い、経験値を積むべきなのか。または、おちんぽ騎士団に汚染されていない、きちんと最初から俺の方を向いてくれる人と愛を育むべきなのか。だが、俺は最初から自分を好きになってくれる子が怖い。自分に自信が持てないからだ。そういう子からは俺のほうが逃げ出した。俺は出来損ないで、そういうきちんとした子を傷つけてしまう。それでは俺は救われないのだ。俺は、自信の持てない自分を受け入れた上で、自分が欲しいものを自分の力で手に入れたいのだ。おちんぽ騎士団の姫を、誠実に自分のものにしたいのだ。それが無理でも、そうしないと救われないように思えて、妥協も諦めもできず、茨の道で転げ回ることしかできない。本当にクリアできるゲームなのかわからない。正攻法ではクリアできない設計かもしれない。わからない。何もわからないからやっていくしかない。


俺はおちんぽ騎士に負けた夜、同棲していた子に、自分の本当なら隠すべきことも、携帯を盗み見たことも、何を思ってこういう行動をとったのかも、全て自分の言葉で話した。恋愛工学でいうところの完全な非モテムーブだ。こんなマインドセットで女にモテるはずがない。


そして、彼女の話を聞いた。過去の男は全てもっと自由にさせてくれてよかった、俺は重かったストレスだったという。俺が付き合ってる間に彼女に求めたのは、「他の男とはセックスをしないでほしい」「それに繋がる、男とのサシ飲みはやめてほしい」「俺は過去の経験から浮気を酷く恐れてしまい、おそらく過敏なほうなので、もし俺が不安になったら、それを解消するような証明や話し合いをしてくれると助かる」だったが、なんと、過去の男は、付き合っているときに他の男に抱かれることさえ咎めなかったという。俺は、それは、何も責任を取る気がないだけだ、お前と真剣に向き合ってないだけだ、お前の将来もどうでもよくて、今のお前を食い物にしたいだけだと、説教のようなことを言った。完全な非モテムーブだ。こんなマインドセットで女にモテるはずがない。


こんな完全な非モテムーブで、彼女が改心するわけがない。その確率は、0に限りなく近い。だが、その0に限りなく近い可能性にかけて、俺は最後まで自分らしく、非モテムーブを決めた。真剣に彼女のためを思って話した。当然、うまくいかなかった。おちんぽ騎士団や昔の彼氏を否定したことは、人の友達だののことを悪く言うのは、人としてどうかと思うと言われた。昔の彼氏が真剣だったかどうかは、今話すことじゃないから話したくないと言われた。


俺には人の気持ちがわからないが、経験から予想するに、彼女はまだヨチヨチされ続けたいのだろう。そのおちんぽ騎士団も、最近入ったギルドで知り合った、本当に1ヶ月に足らないような、ゲームとSNSでしか付き合いのないような、弱小おちんぽ騎士団に見えたが、ゲームのこととフリーター日常の愚痴くらいしかつぶやいてないような、手当たり次第に女に並行して話しかけているような、レベルの低いおちんぽ騎士に見えたが、彼女はそれでもおちんぽ騎士団に囲まれている都合の良い世界がいいのだろう。俺と向き合うことは、しんどいし、怖いし、やりたくないことなのだろう。あるいは、自分のしたいことに口を出されるだけで、俺との関係を捨ててしまいたい気分になったのか。俺にはわからない。


だから去年も俺に嘘をついて裏切っていたし、嘘がバレそうになったとき、嘘がバレたらどうせ別れられるから、俺のせいにして別れると騒いだのだという。俺はその時は、以後改めるならとそれが嘘だとわかった上で許したが、今回のおちんぽ騎士団は改めてくれず許せなかった。同棲までしたなら、その最低限の、おちんぽ騎士団とゲームで遊ぶのはいいが、好きとか言い合うような、彼氏がいたらやらないはずの、俺が不快になることは止めてくれと、その要望くらいは通ると信じてしまった。そんなことをせず、バカなことやってるなあと無視していれば、長続きしたのだろうか。長続きしても、俺の気が狂ってしまう。


俺は彼女に真剣に向かい合ってほしかったが、それは押し付けがましいことだったのだ。悲しい。悲しいほどに非モテムーブなことはわかっている。でも俺はこうすることしかできない。俺は彼女を憎みたくないから、おちんぽ騎士団のせいにしておちんぽ騎士団を憎みたいのかもしれない。おちんぽ騎士は滅ばなければならない。


俺はアスペで、自分では普通にしているつもりなのに、普通じゃないと否定されて生き辛い人生を歩んできた。だから、俺は自分くらいしか信じるものがなかった。その自分を変えることは本当に怖い。このうえ自分まで無くしてしまっては、何もなくなってしまう。だから、今回本当に辛かったけど、違うタイプの女を口説きにいってみて、これじゃないと感じたら、俺はまたおちんぽ騎士団に囲まれた姫に誠実な非モテムーブをしにいき、失敗するのだろう。そうすることしかできないのだ。俺はアスペだから。救われたいと思っても、皆が教えてくれる、もっと平和で、傷つかない道を歩くことが、俺には本当に怖いんだ。だから俺はアスペなんだ。これがアスペの叶わぬ恋だ。


俺の素晴らしい友人達は、俺の女の趣味が悪いという。おちんぽ騎士団で喜ぶようなビッチな女はやめろという。俺もおちんぽ騎士団は滅ぶべきだと思ったが、別にビッチが好きで選んでるわけじゃない。普通に好きになった子が毎回だいたいそういう子で、どうも自分はそういう子が好きになる傾向があるらしいと思う程度だ。だが好きになる相手なんて、選べるわけがない。


彼女を愛していた。彼女に裏切られることが怖かった。俺は真剣で誠実だった。それを彼女に押し付けた。彼女はそういうのを嫌うのに。きっとまた同じことをする。俺にはどうしようもない。誰か俺を救ってくれ。いつか、俺を救ってくれ。


おちんぽ騎士は滅ばなければならない。

 

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