空白雑記

暇つぶし

宇垣アナの地獄

俺は宇垣アナが気になってる。

 

顔もかわいいしスタイルも最高だとは思うが、それよりも人格が気になっている。

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そう思ったのはこの話を聞いたときだ。

 

この、その人にはその人の地獄がある、という話は、「美人には美人であることで辛いことがある」といったような、単純で馬鹿らしい話ではないように思う。だから、宇垣アナのことが気になる。


ショーペンハウエルの幸福論を、俺はこう捉えている。「幸福とは不幸ではないことであり、不幸とは苦痛と退屈の合計である。苦痛と退屈の合計値は常に等しい。苦痛(日々の仕事とか)から遠ざかるほど退屈が強大になり襲い来る。つまり人は生涯、苦痛か退屈のどちらかに苛まれる。それを克服するためのものが、哲学と過去の哲人が残した良書である。」


俺も今退屈と大いに戦っている。苦痛(日々の仕事や、給料の安さ、足りない時間)との戦いは終わったが、退屈(自分の目標を都度設定し続けなければならないこと、欲しいものが手に入ってしまい物欲からやる気を生み出せないこと、有り余る時間で浪費されるやる気)との戦いが辛い。


何が辛いって、今まで苦痛と戦ってきて、苦痛との戦い方には自信がついてきたんだ。それは、苦痛が目減りしていってたからかもしれないが。苦痛と戦い続ければ、幸福になれると信じていた。そこに退屈が大口を開けて待っているなんて、誰も教えてくれなかった。


宇垣アナは、闇キャラといっているが、そこには本質が垣間見える。彼女なりに、例えば美人であることのやっかみとかとも戦い続け、自分の頭で考えて生きてきて、いざ女子アナという一つの到達点に立ったとき、


「世の中は苦痛と戦い続けても次は退屈との戦いが待っているだけ」
「そして退屈と苦痛の総量は同じで、生きている限り苦しみ続ける」
「幸福とは、苦痛に抗い続けた人に対する慰めである」
「幸福そのものだけは存在しない」


こういう絶望が見えてしまって、それを飲み込んで更にやっていくことが耐えられなくなって、本心から闇キャラと呼ばれるような、理解されがたい自分のこの絶望を漏らしてしまっているのではないか?


闇キャラとやらが上からの指示やキャラ作りであれば、伝え聞く降板騒動や退社などということにはならない。だが彼女はもうそうせざるを得ないくらい、自分が定めた到達点にたどり着いてしまい、そこで絶望したのではないか?


そう思うから俺は宇垣アナが気になる。


俺がインタビューされるくらいの何かをなした人間になり、インタビューをされることになったら宇垣アナをインタビュアーに指名したい。


これが俺の今の目標だ。