空白雑記

暇つぶし

平等病

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よその家庭のことなので好きにすればいいと思いますし、子供がどう思うかも子供次第であろうと思います。

 

最近流行りの発達障害に限らず、俺は人間は千差万別な能力を持っていると思っていて、アスペとかもその能力の一種であろうと思います。ただ、平等病が行き渡ると、発達障害って騒ぎたくなるんだろうなとは思う。

 

発達障害だったかもしれない偉人!?みたいな記事があるが、別に発達障害でも他に能力があれば活躍できる。発達障害というだけでイコール何かになるわけではない。発達障害というのも能力値の一つが少なめなだけの状態だろうと俺は思う。

 

漁師にコンサルが、お前は起業するべきだ、起業して大金持ちになって、老後はのんびり漁師になるべきだ、っていう下らない寓話がある。

 

俺は、このコンサルは、大金持ちの結果としてのんびりした漁師になれるを説く時点で、マジでくっそ使えない雑魚だなあと思う。大金持ちになったときに出来ることなんてもっとたくさんあるし、夢を語れるし、そして漁師がそれに心惹かれるとは”限らない"

 

コンサルに適切な大金持ちの夢を語られた時、漁師の胸に火が灯ったなら、起業でもなんでもすればいい。負けて死ぬかもしれないけど、戦えばいい。

 

漁師の胸に波一つ立たず、今の漁師の暮らしが良いと思えたらそのまま漁師を続ければいい。なんなら、コンサルが漁師に憧れたなら、そこで漁師になればいい。

 

アスペかどうかで、ごめんとかごめんじゃないとか、そういう鬱陶しいこと言うなら、いっそデザインチャイルドとして全部のパラメータを調整してから生んでくれればいい。

 

たかが一つのパラメータが低いくらいで親であっても他人がガタガタ言わないでほしい。それは”負の平等病”だ。平等なんてない。どうせみんな違う個体だ。

 

人生は、自分のやりたいことがあるか、総合力で自分のやりたいことをどこまで成せるか。それだけだ。漁師になってのんびり暮らしてもいいし、コンサルになって大金を稼いでもいい。どっちも自由だ、アスペとか関係ない。平等なんてない。平等なんて存在しない。社会はどこまでいっても競争だが、どこで戦いたいかは選べなくちゃいけない。それが真の”平等”であり、それは”機会の平等”だ。その結果弱者が負けるのも”平等”だ。