空白雑記

暇つぶし

高校中退した頃を思い出して

まあ普通に考えてさ、偏差値75の高校を中退するとかキチガイだよね。でもそのときはそうしたくなったんだよ、希死念慮は出せないから、人生どうでも飯田橋パワーだけがあった。正論とか説教そういえば全部無視した。今になってやっと思い出せた。

 

その後紆余曲折をへて成功したから、高校中退したことはもう別に恥ずかしくなくなってたけど、他人に説明するとき俺は「親に逆らいたかったんですかね」とか説明してた。でも違った、人生がどうでもよくて、なるようになれとしか思えなかった。中退してもいいことないぞって言われても中退した。それを思い出した。単純に心が折れてたんだと思う。

 

今回自分を見つめ直して思い出したら、当時の自分はクズで、でも救ってほしかった気持ちだけはあったと思う。誰も救ってくれなかったし、自分から高校中退したりしたけど。だから俺は昔の自分みたいな女の子に惹かれるんだろうなと思った。人生どうでもよくなってる子に。昔の自分を救ってほしかったから、自分みたいに思える子を救うことで自分も救われたいと思うんだろう。

 

ただ、当時の俺でさえ、誰の正論も聞き入れずにそのまま突っ走ってた。自分の中から、ちゃんと生きたいって気持ちが湧いてきたから立ち直った。それでも当時のことは思い出せなくて、つい最近まで過去の記憶に蓋をして生きてきたけど。やっと思い出した。ついに俺は自分の人生がわかった気がする。

 

俺自身が誰の説教も正論も聞かず、自分でゆっくりしか立ち直れなかったんだから、俺がメンヘラビッチちゃんを説教して立ち直らせようとしてるの間違いかもしれない。

 

次に一緒に居られた子は説教しないで見守ろうと思う。あるいは一人で生きていく。既に立ち直れた人と出会えたらそれもいいかもしれない。