空白雑記

暇つぶし

お金を稼ぎすぎた時の攻略法について

これはお金を稼ぎすぎた時の話で、まだ稼ぎすぎてない人は多分読まなくていい

 

お金というのは、資本主義社会の中核であり、様々な顔を持つ概念なので、バカな使い方と賢い使い方とか、増やし方と減らし方とか、色んな攻略法がある。

 

特に現代の資本主義社会において、お金は偏るものなので、相対的に持ってない人が多いだろう。だから、稼ぐ方法とかを語ると”人気がでて稼げる”。そういう話は生臭いのでやめておこう。

 

金は、稼いだら無条件に価値(勝ち)を与えてくれてものではない。うまく稼いだら、今度はうまく使うことを求められる。否応なしに。

 

結論から先に言ってしまうと、金は「自分が使いたい事に使う」のが最高の使い方だ。

 

そして、「自分が使いたいこと」を見つけられなかった人は「高級車、高級時計」に走りがちだ。もちろんそれに走った人達は「これこそが素晴らしい金の使い方」と言う。そう言わないといけないんだ。そう本気で思わないと崩れてしまう危ない橋だ。

 

金を稼ぎ過ぎたら貯金すればいいっていうのも間違いだ。それは「貯金すること」が「自分の使いたいこと」である必要がある。厳密に貯蓄は消費ではないが、死ぬまで貯蓄して使わなければそれはそれで消費だし、子孫に残したいというのも精神的には消費だろう。

 

金は稼いだ分を自分が全て使い切らないと、とても気持ち悪いものだ。稼いだ分はきちんと使い切らないといけない。身の回りのこと、ほしいものが尽きないうちは稼げば稼ぐだけ幸せになれる。しかし、使い切れないようになったとき・・・それこそが、「年収1200万から幸福度は上がらない」というアレだ。一般論であって、ちゃんと「使う才能」もある人であれば、年収は上がれば上がるだけいい。

 

金の使い方のコツは、結局は自分の意志に従えという事にしかならない。たとえば俺は50万のダブルベッド(シルキークチュールでググれ)に寝ているし、これはとても寝心地がよくて、金がある寝心地の良いベッドを求める人にはオススメできるものだが、硬い床で寝るのが好きな人には無価値だ。

 

 

自分が求めたもの、例えば俺は趣味(美食、ゲーム、アニメ、マンガ、本)に基本的に金を惜しまない。そしてだいたい良い感じに使えてるし、使い切れない分は使いみちを探す予定も組んでいる。ただこれは俺にとって最高の使い方なだけで、俺以外にどうであるかはわからない。

 

この自分が求めたものを見つけられなかったけど、稼ぎすぎた人は、高級品で手っ取り早く使い切ろうとする。そうしないと心が死んでしまう。ジョジョで金を使い切らないと殺されるスタンドがあったが、あれはそういうことだ。

 

1000万の高級時計は、つけたらINTが上がる効果がないと俺はその価値を見いだせない。一応、CHRは上がるっぽいし、手の早さという意味ではDEXか、攻撃力という意味ではSTRもあがるっぽいけど、それはその時計が特攻の女にだけだろうし…時計が特攻の女は…長くなりそうなのでやめておく。でも、1000万の使いみちがわからなかった人はそれを買う。

 

1000万の時計を1000万の価値を見出してないのに買ってしまうと、それはもう地獄の入り口だ。あとはもう自分の意思に従って金を使うことなどできない。資本主義社会の呪縛に囚われてしまい、資本主義の奴隷と化す。

 

金の使い方、は、資本主義社会に生きる我々にとっては、人生の使い方と言ってもいい。

 

人生を何に使うか、その手段が金であり、稼ぎすぎた場合も、人生を主軸に考えるべきだ。人生を何に使い切りたいか、を真剣に考えれば、その才能があれば、何兆円でも使い切れるはず。

 

才能がないやつは知らん。高級時計と高級車でも買い揃えれば?

 

そして究極の攻略法は、金のことを忘れて使い切る必要をなくして、好きなことに使うことだ。これが境地。

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