空白雑記

暇つぶし

インセルとツイフェミという「弱者2.0」について

dokuninjin7.hatenadiary.jp

インセルとツイフェミのまとめとして、ちょうど流れてきたこれを引用しよう。

 

この記事はざっくりいうと「ツイフェミもインセルもちゃんと話し合いしようよ」って話だと俺は読んだけど、俺はそうは思わない。

 

この筆者は公務員らしいという情報があるから、それによる偏見が少し俺にもあるのかもしれないが、この記事は本当に役所みたいな、綺麗事の、先に進まない、実効的には価値のない訴えかけだと思う。

 

話し合いで解決できてなくて、ついにインセルが台頭してきたりしても、誠実に話し合いを訴えることに何でまだ意味があると思うのかな。まあやりたいならやればいい。その話し合いがいつか通じると信じて続けるならそれはその人の人生。

 

「インセル」の意味は「セックスしたいのにできないから女を叩く人間」と定義されているが、俺は「インセル」も「ツイフェミ」も(「アベガー」も「おちんぽ騎士」も)、自分の人生が思い通りにならず詰んだ(自分の力でどうにかできない)時、それを認めずに他責的に攻撃性を発揮する人達だと思う。

 

もしインセルがブスとセックスできるなら報われ大人しくなるか。俺はそう思わない。彼らは自分の人生に満足するまで彼らの人権をもとめるだろう。同じようにツイフェミも、セックスなり結婚できていれば大人しくなるようなイメージを持たれているとは思う。違う。自分が満足できる結婚なり職場が出てくるまで、彼らは自分の人生を是正しろと他を攻撃する。

 

他責的な攻撃性こそが、弱者2.0(ルサンチマン2.0)の行動様式だ。

 

彼らを話しかけで説き伏せようとするのは、不可能だ。彼らが何故他責的な攻撃性を獲得したかというと、彼らの人生が詰んだことを認めたくないから他の何かに責任を転嫁したせいだ。自分の人生にさえ向き合えない彼らが、「耳障りのよくない他人の言葉」に耳を貸すわけがない。

 

と、現状を言うだけでは解決策ではないので、話し合いが解決策だというのを否定する意味でも、俺の思う解決策を示そう。

 

匿名犯罪撲滅論

それは「匿名犯罪撲滅」だ。「匿名」の撲滅でもなければ「犯罪」の撲滅でもない。

 

インターネット上で匿名で他者の権利を侵害したり、企業の営業を妨害する行為は犯罪だ。そして、民事の不法行為をも構成する。これは、爆破予告や殺害予告を出したら、きちんと逮捕されることからも明らかだ。

 

犯罪や民事責任を問えるというならば、もっとお手軽に、匿名を法廷に引きずり出せるべきではないだろうか?なぜ匿名はバリヤーとして作用しているのか。

note.com

これは、名誉毀損の被害届を提出しにいったら警察が「うちはそういうのやってないから」と拒否したという事案だという。

 

警察が腐っているのも、ノルマ主義なのも、今更論じるまでもないことだ。実名で犯人がわかっていたり、後から責任問題になりそうな殺害予告や爆破予告なら動いてくれるが、匿名相手の名誉毀損のような、立件できるかわからない事件では、ノルマ効率が悪いから動いてくれないだろう。

 

現状でも民事で情報開示請求を行うことはできる。だが、これは判例や法律の解釈を重ねて、やっと最近できるようになってきたというものだ。これをもっと推し進めて、警察に頼らずとも個人が10万もかければ、裁判所に判断を仰いで、実名の被害者が加害者の匿名を暴くことができるようにするべきだ。

 

もちろん匿名に対する名誉毀損は知ったこっちゃない。被害者が実名で、実社会の個人や企業に紐付けられる場合だけだ。インターネットに実名界を作ろうという話だ。

 

そうだな、最初は濫用されてもいけないから、逮捕状の請求くらい厳しくすればいいと思う。「開示状」として裁判所に請求しよう。書類を書いて出せば即日発行もできるくらいのスピード感が望ましい。

 

実際に開示したところで、逮捕状と違って民事訴訟できちんと認められないと被害者に実効力はない。これがいい。「名誉毀損を国を上げて摘発する」とか、「警察がバシバシ摘発する」となった場合、それは一歩間違えただけで恐ろしいことになる。

 

あくまで「匿名を開示する」ことだけハードルを下げ、あとは各自の訴訟をもって解決する。これならば狂うこともないだろう。

 

欲を言えば、ついでに「法的に請求権が認められたら、相手の財産調査や取り立てをもっとやりやすくする仕組」が欲しい。なんなら希望制にして、希望した人からは2割くらい料金徴収していいから。

 

他責的な攻撃性を持ったツイフェミやインセルのような人生が詰んだルサンチマンは、もはや話を聞いてもらう事も難しいし、救うことも難しい。ならば彼らは匿名同士でつぶしあいをしつづけてもらうしかない。

 

インターネット世界を「実名界」と「匿名界」にわけ、匿名界のものが実名界の個人や企業に調子をこいたら、即座に実名界に引きずり出す仕組みを作り、匿名界でしか生きられなくなったものたちは匿名界でなかよくやりあってもらおう。自殺島のように。

 

匿名弱者の「他責的攻撃性」がこのまま強まれば、実名の人間が判例を積み上げ、おそらくこうなるだろうと思う。俺はそのようにして、この問題は解決されると思う。話し合いで解決することもないし、インセルかツイフェミのどちらかが勝利することもない。彼らを匿名界に追放し、実名界へ出てこれないように封印しよう。