amazarashi とどめを刺して 歌詞 解釈
失望したって君が言う時
君は失望の彼女みたいだ
夜明け前だ血の気の引いた空
死人みたいな一日がまた来る
失望したって言う時
君は失望に囚われて見える
君は毎日を死人みたいな顔をして過ごしてる
君の瞳は拒絶していた 曖昧な受諾とさだめと
時間がくれるはずだったもの その殆どを
おかしいのは自分以外
嫌いなくせに笑っているパラノイア
悲しいふうには泣かない 悲しいなんて認めない
でも君の瞳の奥底にはその諦めを拒絶する強さがあった
そう君こそ正しいんだよ
おかしいのは嫌いなくせに笑ってるパラノイアのあいつらさ
だからあいつらに否定されたって悲しいって泣かなくていい
これを悲しいと認めなくていい
ねえ二度と泣かないように
君を脅す君にとどめを刺して
僕と逃げよう 地の果てまで
追手は暗闇 明日なき逃亡
ねえ、好きだよ
もう二度と君が泣かなくて済むように
僕が君の代わりに君を大事にするから
僕と付き合ってよ 末永く
僕が君と上手くいくって未来は見えないけど
誰にだって辛いことは有る
そういうのは自分にだけ言って
君の辛さを平凡にしたがる
人の無自覚が誰かの辛さになる
誰にだって辛いことはあるとか
君の辛さを平凡で包もうとする
あいつらの無自覚な戯言に
耳を貸す必要なんてないんだ
青い国道をひた走って 逃げ切れるような気がした
何かに追われてるような気分 に追われてた
鼓動が早いぶんだけ人より早く進めると言い聞かせ
苦しい顔で走らない 苦しいなんて認めない
まっすぐ君を愛していれば
上手くいくって思い込んでた
でも不安は常に胸の内にあった
それを恋のせいだと自分に言い聞かせて
君と居て辛いなんてことなんてないよ
だから君には辛い顔は見せないよ
ねえ二度と泣かないように
君を見くびる君にとどめを刺して
僕と逃げよう 潔白では
居られなかった人生呪いながら
ねえ、好きだよ
もう君が泣かなくてすむように
君の代わりに君を褒めてあげるから
僕と付き合ってよ 君の過去も
僕は分かち合うから
立ち寄ったダイナーで君と僕の顔写真
指名手配のニュース
自分の気持ちを殺害したと される男女
二人が計画的逃亡 服装を変えながら知人の元を転々と
ねえ カーラジオのボリュームを上げて
ねえ もっと上げて
最高な気分なんだ 笑いが止まらない
どこまでも行けそうだ どこまでも行けそうだ
あいつらは僕達を否定するけど
僕は最高の気分だよ
君と出会えただけで
君と一緒に居られるだけで
ねえ二度と泣かないように
君をいじめる君に とどめを刺して
僕と逃げよう 命尽きるまで
この世に恩義も義理もないさ
行こう
ねえ、愛してるよ
もう君が泣かなくてすむように
君の代わりに君を救ってあげるから
僕と付き合ってよ 死がふたりを分かつまで
君より大事なものはこの世にないさ
共に生きよう
急カーブ猛スピードそりゃそうさ
この結末はもちろん想像した
曲がりきれぬ道を曲がろうとしたんだ
せめて最後は笑っているため
まあ上手くいかないよね
この恋が上手く行かないって想像はそりゃしたさ
それでもわかってて君を好きになったんだ
後悔はしたくなかったから