神の雫とネスカフェ香味焙煎と浅野いにおとふんわり鏡月

漫画雑誌というものは、目当ての漫画以外は飛ばし読みされるのが常で、広告はあまり意味をなしてないような体感がある。

 

で、ずっとまえから、モーニングでは時々ステマの漫画、ステマンガが掲載されることがある。モーニングはサラリーマン向けで、そこには理論的な広告が刺さるとかそういうデータでも出てるのだろうか?いっそマガジンのほうが頭の悪そうなヤンキー向けのステマンガするべきだと思うんだが。

 

前見たのは、たしか島耕作が朝ワンダを飲んで、朝に珈琲飲むと仕事効率がXX%あがる(当社調べ)みたいなやつで、あーはいはいって朝ワンダは一回買ってみた。あと島耕作が綾鷹の美味しさに迫るみたいな漫画もあったかな、綾鷹は普段から買ってるから関係ない。

 

今週のステマンガはめちゃくちゃ酷かった。神の雫というワイン評論漫画なんだが、ステマ対象が「インスタントコーヒー」。

 

ワインの味にも詳しく美食家として有名な元伯爵家のマダム。素敵なワインを堪能し上機嫌で、このマダムはコーヒー通でもあるので食後にコーヒーをリクエスト。

 

大変だ!コーヒー豆を切らしている!←

 

主人公「あ、そうだ!俺日本から自分用にインスタントコーヒー持ってきてるんすよ!これを出しましょう!」

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で、この漫画は、グルメ漫画の例に漏れずワインを飲むとおお……これは春風の舞う草原……とか表現劇場が始まるのが見せ場なわけですが、インスタントコーヒーを一口飲んだ途端表現し始める遠峰(主人公のライバル)

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その表現を聞いた周りの客も一斉にインスタントコーヒーを注文し、ええ!?一度にこんな注文さばけないわ!?→大丈夫、インスタントコーヒーだからお湯を注ぐだけで出来ます!

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めでたしめでたし。

 

今まで積み上げてきた、天才ワイン評論家としての信頼をぶち壊してしまった気がするんだが大丈夫?マクドナルドの月見バーガーとか吉野家の牛鍋定食食べても感動して評論劇場始めそうなくらい安っぽくなったんだが?

 

くどいとしか言いようがないパッケージデデン!ドン!もなぁ

 

ステマ漫画で出来が良かったのといえば、浅野いにおのふんわり男が素晴らしい出来で、

 

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これは百聞は一見にしかずなので是非読んでみて欲しい。漫画として単純に面白いし、Webベース、しかも電子書籍ではなくCookieとかで読み込む度に漫画が変化するという新しい表現も切り開いていて素晴らしい。本当に素晴らしい漫画だ。

 

しかし別にふんわり鏡月が強く買いたくなったわけではない。漫画は広告に向かないのだろうか。いや、これだけ面白ければ、きっと買ってくれる人がいるはず。俺もこのふんわり鏡月には嫌な思いにならなかった。こんな面白い漫画のスポンサーになってくれたなら、一度買ってみてもいいと思える。それで続き読めるかもしれないし。

 

漫画をCMとして使うネスカフェ神の雫ではなく、漫画のスポンサー枠としてのふんわり鏡月のアプローチが正しい気がするなあ。漫画はCMそのものなのか番組なのかでいうと、番組でしょ。

 

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ってTOP見たら来月新作公開やん!やったー!!!

 

あと、効果測定難しそうだね。他の広告シャットダウンして漫画広告だけ打てば効果わかるのかな?その辺はその道の人が詳しいんだろうけど。電通とか。