空白雑記

暇つぶし

鬼滅の刃はどこから売れたのか?

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物をきちんと読めるかどうかの話でいくと、鬼滅の刃バブルとして使われてるこのグラフは恐らく、青はそれぞれの巻の初週売上、赤はアニメヒット後のそれぞれの累計売上だと思うけど、このグラフでどこに注目するのか。鬼滅の刃は、どこで跳ねたのか。アニメで売れましたねとかクソつまらんことは言わないでくれ。だいたい赤が累計で青が初週ってこと言わないと何も伝わらんだろ。俺は読み取れるけどこんなん読み取れる人レアすぎる。

 

売上値を青=アニメ前 赤=アニメ後(今)っていうなら青のグラフが大うそつきで、アニメ直前の累計売上にしないといけないし、その場合1巻が圏外とか2巻が2万とかはあり得ない。はい間違ってるとこわかった?やり直し

 

それはさておき、跳ねたのは青グラフの5巻です。見ればわかるだろ。漫画の面白さがそこでクソ跳ねた。ちなみに、5巻発売日(2017年3月3日)のジャンプを確認したらパワハラ会議でした。クソ笑った。たしかにパワハラ会議面白かったしな。

 

赤いグラフなんてどれも跳ねてないから、細かい数字見る必要無いくらいどうでもいいし面白くない。青いグラフの、5巻こそが異常に跳ねてるし、たしかに鬼滅の刃はそこ(6巻末のパワハラ会議)あたりで凄く面白くなった。

 

正直に言うと、鬼滅の刃はずっと右肩上がりでクソ面白くなっていった漫画だと思うけど、逆に1-5巻の原作だけで、面白いと言うやつは逆に訝しむ。眉に唾を塗ってからそいつの話を聞きたくなる。

 

鬼滅の刃は、累ではじめて「鬼も元は人なんだ」ということを、鬼なんかに成り果てた悲しみを丁寧に描き、パワハラ会議や7巻からの無限列車での煉獄さんの死に様で、生き様を描くようになって、覚醒したんだと思う。

 

だから俺は鬼滅の刃を勧める時、最初はあまりおもしろく無いと思うけど、7巻からクソ面白くなるし、そのあとずっと右肩上がりに面白くなるから読めって勧めてた。

 

グレンラガンも7話まではそんな面白くないと俺は思う。特に4話がきつくて、1-3の面白さだけで4話を超えるのはきつい。だから俺はグレンラガンを勧めるときは、4話がきついと思うけどそこは俺もきついと思うから、8話まで見てって勧めてた。

 

何が言いたいかって言うと、俺みたいな人間が一番嫌いな人間の例を1個あげると、俺が鬼滅の刃が好きだって言ったら読みます!とかいって、1巻読んだ時点でクソ面白いですねこれ!!とか言ってきたやつだね。逆にドン引きする。

 

俺は上のデータを見る前からもずっと鬼滅の刃は7巻くらいから異常に面白くなるって言ってたけど、それがデータで確認できて嬉しかった。多分ブログのどっか過去ログ、どっかにあると思うけど探すのはめんどい。

 

そしてそれらを全て踏まえて俺は思う。鬼滅の刃なんてデビュー作だからそれはしょうがないし、当然だと思うけど、鬼滅の刃の1-5くらいはまだ微妙だった。漫画だけしかなかった頃は、だから勧めづらかった。7巻はそのまだ微妙な1-6を全部ちゃんと読んでこそ、面白さがわかるからだ。

 

そこが、アニメから入ってくる人は、まずアニメという無料のメディアで7巻の手前までを、声付き、作画よし、演出よしで見てから入ってきた。だから1-6を、読まずに既にわかってるし、アニメの記憶を持って読めた。だからみんな7巻の超面白くなるところまで到達できて、その先にもいけて、大ヒットしたんだろう。鬼滅の刃が歴史に残るレベルで売れたことは素晴らしいことだし、鬼滅の刃はどう考えても歴史に残る名作になりそうだと思う。だってずっと右肩上がりで面白さが成長し続けてるから。来週も楽しみだ。

 

鬼滅の刃が最終回になる頃までにはハンター復活してください。お願いします。