空白雑記

暇つぶし

アスペの俺が同棲解消し、おちんぽ騎士団を憎むようになったわけ

昨日、同棲していた子と別れた。

大前提として俺はアスペだ。診断を受けたことはないがそう言われたことは数知れず、人の気持ちがわからないと言われる。仕組みとかを分析するほうが楽だ。アスペは共感性の欠如と定義する。

 

今回別れた理由は、同棲している彼女が、ゲームで知り合ったおちんぽ騎士団と、ヨチヨチイチャイチャしてるのが気持ち悪く耐えられないから止めてくれ、と言ったのが発端だった。

 

彼女は、これはあくまで冗談だし、セックスとかはしてない、だから全く浮気ではないしそれを気にするあなたは気持ちが悪いという。俺は、浮気を疑うとかではない、そいつらが会いにさえこれない地方のただのおちんぽ騎士だというのは知っている、だが気持ちが悪いから辞めてくれと言った。ここには妥協点さえ見つからなかった。

 

だから別れることになった。それまでもいろんな事があったのでこの一点だけではなく、彼女は俺のアスペな色んなことにストレスを感じていたという。俺は本心から彼女を幸せにしたくて真剣に向き合ってたつもりだったが、それが彼女に合わずに空振りしていたのだから、どうしようもなかった。あまりに辛くて勝手に携帯を見たり俺はしたのだし、俺が悪いのかもしれん。結局別れる段になって白状したが彼女は俺を裏切ったこともあったので、彼女が悪いのかもしれない。もう別れたしどうでもいい。どうでもよくはない。だがもう考えてもしょうがない。

 

この同棲解消については、よくある、俺がまた恋愛に失敗したという話なのだが、その別れ話のなかで登場したこのおちんぽ騎士団について思ったことがある。何故俺は、同棲までしていた、深い仲だったはずの俺は、ネット越しのつながりしかない、知り合って一月も経ってないおちんぽ騎士ごときに負けたのか。負けたということは、このおちんぽ騎士は俺よりも強い。だから分析することにした。

 

おちんぽ騎士とはなにか。ちんぽ騎士というネーミングは俺の発案ではないので、そのへんはぐぐって調べてもらえればと思うが、俺なりに意味は変えて使っている。

 

まず形態からいうと、ネット上で散見される、手当たり次第にいろんな女に、当たり障りのない絡みを続けている男のことだ。


うんうん、辛いね、わかる。○○ちゃんは悪くないよ。
おはよー^^
△△はどんな服でも似合うよ


結論から導き出した答えからいこう。おちんぽ騎士は、人権という概念とともに誕生した。おちんぽ騎士とは、「メスを獲得し種を残すというオスの使命」を全うできない「弱いオス」の成れの果てだ。メスをまともに口説いたり養ったりができない、今風に言うと底辺層のオスが、オスとしてのアイデンティティを持ってないと生きてられへんから、女に都合のいいことだけを囁く存在になる。昔はそんなの馬鹿にされて潰されてたけど、ネットができて、見ず知らずの多数の女に無責任にヨチヨチできるようになって、弱いオスが凶悪化したのがおちんぽ騎士だ。

 

おちんぽ騎士は、女に、君はまちがってないよ、その男は悪者だよ、君は悪くないよ、とその女が言ってほしいことだけを言い続け強いオスの邪魔をする。その女を口説くことさえ目的じゃなくて、その女に形だけでも受け入れられることで、擬似的に男としての存在意義を満たしたいだけやから、こうなる。そうすると、その女はメンヘラ化していく、ヨチヨチされて、おちんぽ騎士の姫に祭り上げられて、普通の男が敬遠するメンヘラとして凶悪化する。

 

こうしてメンヘラ化すると、真剣に向かい合ってその女を養おうとする、強い男からは相手にされなくなる。そうすると強い男が求めるまともな女が減る。強い男同士でまともな女が取り合いになる。負けて弱い男が増える。そうするとまたおちんぽ騎士の、しかも強い男が転生した凶悪なおちんぽ騎士が誕生する。

 

このループを繰り返した結果が、少子化/ポリコレLGBT/フェミニストといった、人類が滅びかねん、様々な性に関する問題ではないかと思う。社会主義はおちんぽ騎士による女の再分配を求めた闘争にみえるし(富とは女の代替品だとする)、イスラム自爆テロはおちんぽ騎士に爆弾をつけただけだ。

 

動物でメスを騙してこっそり種付けするような弱いオスがいるが(ボスのふりして乱交参加するとか)、おちんぽ騎士のそういう振る舞いが、ネットという媒体で凶悪化した。昔なら津山事件とかあったけど、弱い男は弱いまま淘汰され終わってたのが、ネットで伝染性や無責任さを獲得し、凶悪化したのが、いま人類を蝕むおちんぽ騎士病ではないか。動物は工夫して種付けするから、弱い遺伝子ものこって、それは多様性となって結果として種は守られる。でもおちんぽ騎士は種付けすらせんから、だから人類はおちんぽ騎士病にかかり、滅びに向かって少子化などの問題に直面することになったのではないか。

 

だから、ネットとともにメンヘラが増えた。おちんぽ騎士もふえた、少子化もすすんだ。それはスパイラルとなった。ネットという動物が持ちえないテレパシーみたいな能力を制御しきれなかったのが、今人類が直面している滅びの原因で、名付けるならおちんぽ騎士病。おちんぽ騎士というのは、つまり”種付けをしないけどメスを洗脳してオスとマッチングさせなくするオス”なのであって、種として見ると最悪級のガンだ。人類という種は、おちんぽ騎士病というガンにかかったのだ。

 

ネットはルサンチマンを顕在化させた、みたいな論が一昔前に流行ったが、その行き着く先、結論はおちんぽ騎士論だ。人類はおちんぽ騎士と戦わねばならない。

 


この考え方自体は自分でも面白いような気がするのだが、俺はアスペなのでよくわからない。俺にとってものを考えるというのは、息をするくらい当たり前のことなので、これも普通に思いついただけで、頭をひねって考えたりはしていない。全部そうだ。仕事も、相手に認められないとおもしろくない。どんなすごい誰もできんと言われることをなしても、認められんと、ほめられんと、結局俺はわからん。

 

だから仕事についても、ひどく裏切られたときから、情熱は減ったように思う。給料以上には絶対はたらいたるぞというプライドはあるが。

 

それで無くなったものを穴埋めしようとメスを求めてるのかもしれんし、メスには期待せず俺の遺伝子をついだ子供に期待してるのかもしれん。

 

俺は生き辛いから長生きしたい。生き辛いまま死ぬのは怖いし、生き辛くなくなる日がいつかくるという希望を捨てられないからだ。俺は人の気持ちがわからないけど、一緒にいたい人が欲しい。子供がほしいと最近は思う。自分の子供というジョーカーなら、出来損ないの俺でも愛せる気がするからだ。

 

だから、同棲していた子には本当に真剣に向かい合っていたつもりだった。大事にしたかった、大事にしていたつもりだった。オスの本懐として、献身していたつもりだった。でも、おちんぽ騎士との冗談を、好きだよと言い合ったり、会ったら一日中頭をなでてねとか、そんな本当は実行しないしセックスもしてない相手との冗談を気にする俺は気持ち悪いと、あの子は言った。

 

俺は自分が気持ち悪いアスペなことは知っているから、それを言わないで一緒にいてくれるあの子が好きだった。

 

おちんぽ騎士は滅ばなければならない。

 

 

続編はこちら

 

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