空白雑記

暇つぶし

ふるさと納税でオススメなもの

サラリーマンでも特別なんとかでやるようになったふるさと納税は済ませましたか。俺は済ませました。

 

去年ふるさと納税をしてみた経験から、オススメできるもの

 

・松葉ガニ(タグつく鳥取のやつ)、毛ガニ(好きなら)

ふるさと納税から頼めるカニ一通り(松葉、タラバ、花咲、毛ガニ)頼んで思ったけど、タグ付きの松葉ガニが一番おいしかった。何も考えずに適当に頼んだのがよくなかったけど、毎週カニが届いて飽き飽きしていると、花咲ガニとかタラバガニといった大きさを売りにしたカニは苦痛だったけど、松葉ガニは変わらず美味しく食べられた。カニの王様は松葉ガニ。コスパ的にも、2~3万の納税で2杯とか貰えるのでお得。何より非日常感がある。タグ付きの松葉ガニなんて、家ではふるさと納税くらいじゃないと食べない。

 

・塩水うに(礼文あたりのエゾバフン)

これも、間違いなく美味しいし、ハレの感じがある。なんなら絹かけ丼にしてもいい。だいたい1万円で100gの1パックが貰える。市場価格、ミッドタウンの高級スーパーだと塩水うには6000円。

 

・電化製品(ほしいもの)

俺は4k対応テレビとハードディスクをもらった。去年は空気清浄機にした。注意点として、去年はふるさとチョイスというサイトが最大手で電化製品も頼めたんだけど、今年は「ふるなび」というサイトが電化製品を一手に抑えたらしく、カメラやハードディスクやテレビなんてのはだいたいふるなびで頼む必要があった。

ふるさと納税をしていただいたみなさまへの特典:伊那市公式ホームページ

 このサイトを見ればわかるようにサイトによって頼める品が違う。ふるさと納税という税を収めるシステムだから、サイトによって品揃えが変わるだなんて気づかない人もいるんじゃないかな。

 

・果物

メロン、マンゴー、シャインマスカットといった高級果物が鉄板。あとは好きなら佐藤錦とか。りんごとかは頼んだことないです、剥くのが面倒だし。

 

・米(山形のつや姫とか)

コスパがいい。頼んでみた

 

ふるさと納税でオススメしないもの


・肉(特にA5)

A5というのは「体の大きさ」と「肉断面図の脂割合」が大きいというだけで、「美味しい」という基準ではないのです。A5肉というのは、美味しさから最も遠い称号だと断言してもいい。去年、A5サーロインステーキだのヒレだのすきやき肉だの頼んで、完食できず捨てたほど。A5サーロインステーキなんて、うすっぺらいぺらぺらの200gでも半分も食えない。

 

・ズワイガニとか花咲ガニとかでかいだけのカニ

カニを色々食いすぎて飽きてくると、タラバとか花咲ガニなんてのは、カニカマ食ってんじゃないかなって思うくらい大味だった。大きくて見栄えはいいんだけどねえ・・・

 

ネット火災旋風とFRESH杯

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ついにオススメ記事TOPまでいった、FRESH!杯。

リンクはこちら第一回FRESH!杯に参加して心底バカにされた話 - chomoshのブログ

 

ちょもすさんの主張はもっともだと思うし、クソ大会乙とは思うんだが、ただこの件の炎上の燃焼具合(速度、火力)がものすごいなあと。

 

だって、確かにひどい扱いだけど、ここまで炎上するほどの燃料でもなかったはずでしょう?元から賞金10万ぽっちの、運営も拙い、場末のしょぼい大会なはずじゃないですか。SNSあってこその大炎上だし、公の力ではなく個の力が連鎖爆発した。

 

個人が共感し、個人同士で伝播しあったとき、爆発的な炎上を生む。君の名はのヒットとか、この大会の炎上とか、Welqとか。

 

どれも最近起こるようになった、炎上が炎上を呼び暴れ狂うネット火災旋風だと思いました。

FF15を1時間遊んでみて

結論 作ったのは凄いけどあんまり面白くない。72点(直近だとP5が95点)

①戦闘がよくわからん

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リアルタイムかつ敵味方多人数で適当に戦闘するんで、勝ってるのか負けてるのか全くわからない。ルールのわからないスポーツの試合を見てるような置いてけぼり感を感じる。

 

スクリーンショットとか見るとなんかカッコイイ感じするけど、いざ操作すると全く面白くないからびっくりだ。

 

○ボタンを押しっぱなしで戦闘コマンドらしいのだが、押しっぱなしにしてると敵の攻撃を食らう。ガードボタンがたまに画面に表示されるが、押してもガードできるときと出来ない時がある。

 

主人公達のレベルが1でもLv5のザコが倒せた。よくわからんのでLvが5でLv12の群れに挑んだら、何度も気絶させられつつ逃げ撃ちしたら倒せた。逃げ撃ちができる!これはMMORPGなのか?

いや、MMORPG以下だ。MMORPGの敵には明確な殺意があり、一度Aggroしたら死ぬかこちらを殺すまで追いかけてきた。それを、パスが狂ってる地域とかにハメたり、JbootsとかでKiteしたんだ。

FF15ではなぜ逃げ撃ちでLv5の仲間がLv15の敵を倒せるのか。簡単だ。一定距離離れたらAggroが切れるからだ。結果、大型動物にぷすっと刺して逃げてを繰り返せば、倒せてしまう。よくわからん。本当によくわからん。この戦闘のどこが楽しいんだ?わからん。

 

②オープンワールドが広すぎる

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下の入江の辺りが街で、上野矢印がついてる◎が今いるイベント目的地。この間2kmくらいか。車で2分。本当に2分かかるからちびる。走ると5分くらいかかる。

 

オープンワールドゲームっていうとスカイリムとかFallOutを思い出すんだけど、Falloutでこの距離(まっすぐ歩いて5分かかる)を踏破すると、途中に1,2個のクエストが発生し、2,3個の敵襲を撃破し、4,5個のスポットを見つけて経験値を得て、あるいはダンジョンをクリアしたはずだ。そしてそれが広がりとなる。

 

FF15はどうか。敵襲が何もなかった。途中でハーブを1個拾った。あとはずっと走った。ひたすらに走った。走る走る俺たち流れる汗もそのままにいつか辿りついたら。

 

プレイ感の密度を他のオープンワールドゲームにならってください。

③ダッシュが面倒

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FF15にはダッシュがある。○ボタンを押しながらスティックでダッシュ。移動速度アップ!主人公の頭の上に出てる緑のゲージがスタミナゲージだ。ダッシュしてるとスタミナが減っていく。スタミナが0になるギリギリで○ボタンをタイミングよく押すとなぜかダッシュゲージが満タンになる。繰り返せばダッシュし続けられるんだ!

アホか!!!!!!!!!

走り続けるためには常に画面を見て身構えてダッシュをテンポよく押し続けなければならない。賽の河原の石積みダッシュと名付けよう。アホか。

④「拾う」と「たたかう」(と「ダッシュ」)を○ボタンに置くな

○ボタンが一番使うボタンなんだが、ダッシュ以外に「拾う」と「たたかう(武器を振る)」が割り振られている。この「たたかう」は敵が一切いないところでも何故か素振りができる。アホか。

 

結果どうなるか。おっなんか落ちとるで拾うか→ちょっとずれて素振りビュンッ→ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!あほかあああああああああああああああああああああ!!!!!

 

 

 

ちょっと遊ぶだけでストレスの塊なんだけど、なんで10年かけてこれなんだと1時間遊んだだけで思うし、これは根底に関わる部分なので、クリアするまでプレイしても感想は変わらないと思います。

 

 

この世界の片隅にとセックス

webnewtype.com

 

インタビューの中で、すず役の能年玲奈が心情についてわかりにくかったところが、水原哲との一夜で何故そのような展開になるのか?ということらしい。

 

俺はどっちかというと、原作と変えてるところでいうと、北条の家に落ちた焼夷弾を処理する下りのところが、原作だと「家を守っててくれ」がフラッシュバックするんだけど、たしか映画だとそのフラッシュバックがなかったから、いきなり叫んでふとんに突進するところが、心情を色々と想像してしまって迷ったが。

 

俺は、水原哲とすずの一夜の流れは、あの時代がそうさせたものだと思う。

 

水原哲は、死に遅れたと自嘲している海兵だ。戦争末期の兵隊とは、もはや特攻隊同然で、いかにお国のために死ぬかという立ち位置にいたものだと想像できる。

 

ある種の特別扱いというか、死ぬ前の、何か食べたいものとか、想い人とか、思い残す事のないようにとのはからいによる休暇なんじゃないかと思う。

 

彼自身、それを自嘲めいて受け入れ、想い人のすずに会いに行った。すずが結婚してるのは知ってるし、すずと一夜を共に出来るとまでは思わなかっただろう。だが、最期に会っておきたいから会いに行った。実家のある広島から、呉までわざわざ出向いてまで。

 

周作は、屈託ない笑顔や冗談を言い合う2人を見て嫉妬したことは明らかだが、嫉妬しただけですずと水原を納屋で一晩過ごすようにしたのではない。これから死に行く水原に対しては、そういう特別扱いをしなければならない空気感が有ったんじゃないか。町内で兵隊の出征におめでとうと言わなきゃいけない強制や、春美の死を悲しむことさえ出来ないような、戦争のために尽くさねばならない空気感が。

 

しかし、すずは、こういう日を待っていたかもしれないが、水原の気持ちには答えられないという。こういう日とは何か。

 

結婚したいと、会ったこともない(記憶になかった)相手からいきなり言われて嫁いできたすずにとって、昔からの幼馴染で、もし水原が結婚したいと申し出てくれれば望んで受け入れたであろう相手、結婚が先ではなく、きちんと好きになってくれてから求めてくれる相手。母親が足を悪くして世話する人間が必要だと、急遽嫁を探したなどと暗に言われたような相手ではなく、きちんと自分自身を求めてくれる相手。

 

だが、情が湧いたというか、周作のことを好きになっていたすずは、その気持ちに答えられないと水原を拒む。

 

それに対して水原は、お前が普通で安心した、普通でおってくれと笑う。普通じゃない兵隊さん扱いに半ば自分も甘えていたというか、なるようになれとすずを抱こうとしたが、きちんと拒まれて、そうだよなと安心したのだ。自分はこれから死ぬから無理を聞いてもらえる兵隊さんではなく、きちんと普通に好きだと伝え、夫がいるからと断られたのだと安心したのだ。

 

すずが拒まなければ当然水原はすずを抱いていただろう。だが、断られたから抱かなかった。普通のことだ。

 

という風に思った。

君の名はとぼくは麻里のなかと納豆

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便乗商法にも程があるだろ笑った。キャベツ畑かコウノトリ信じてる人に企画モノAVぶつけるくらいの所業だと思うんだが。

 

最近は、君の名はと、シンゴジラとかこの世界の片隅にを分けて考えるようになった。

 

シンゴジラやこの世界の片隅には名作映画だ。

 

君の名は、を俺は名作だとは思わない。君の名はは超絶大ヒットしている。超絶大ヒットしているという現象だ。映画自体がどうかとは別の軸で語るべき現象だ。

 

君の名はについて、日付に気づかないのはおかしいとか、電車でいきなり美少女に話しかけられ組紐を託されたことは忘れてるのにその組紐は何故か後生大事に身に着けているのはおかしいとか、彗星事件を忘れてるのはおかしいとか、そういうアラを探して突っつく行為だと揶揄されることは、ミノフスキー粒子なんてありえないからガンダムが面白くないと突っ込むことや、ゴジラなんて存在しないと言うことと同列なんだろうか。

 

あらを探すことイコール悪いことではない。ミノフスキー粒子が、MSで白兵戦をするための都合のいいSFであることも認める。宇宙戦争で斧で白兵戦するためのゼッフル粒子だってそうだ。だがそんなものに関係なく、ガンダムも、銀河英雄伝説も、たまらなく面白い。

 

君の名はは1回しか見てない、何度も繰り返し見たわけではないが、俺は面白いとは思えないことは確信した、何度見ても変わらない。

 

今は、君の名はは、一定数以上の愚民を扇動した場合の暴走実験だと思っている。数により過熱し数が多い故に違和感も周りの熱で忘れ、ただただ熱により突き動かされる集団心理の実験モデルじゃないかと。ツイッターを主とするSNSの口コミ現象に、一定以上の温度があつまると、火炎が渦を巻いて竜巻となり辺り一帯を無差別に焼き尽くす現象が発生したんじゃないか。

 

名作が口コミによってヒットする現象とはまた別の、ただただ周りの勢いに押し流されて熱狂する現象だと思う。口コミ現象ならこの世界の片隅にとかシンゴジラが限界だよ、シンゴジラは口コミ現象だけど、ゴジラという足かせが重い。

 

無色透明で現代を舞台にして普遍性があり、でもなんか感動したような気分になるPV(MV)、君の名は。これに熱狂している現象は、昔あった事例でたとえるなら、「バスに乗り遅れるな」のようなものだと傍目に感じる。

 

ネットという、ググれて、タイムラインがほっといても流れてきて全体感のある機械がある時代には、自分で考え選択するということが難しい。純粋な愚民と違い中途半端に賢しいから染めにくいけど、一度火がついたら爆発する速度や範囲は昔の比ではない。

 

君の名はが名作かどうかは後世の映画評論家がきっと結論を出す。シンゴジラも、この世界の片隅にも。10年もたてば十分だろう。

 

納豆ダイエットをあるある大辞典が取り上げて全国のスーパーから納豆が消えた時に、このヒットの要因は納豆は栄養価が凄いからだとか、いやでも好きな人は好きだけど俺はこの味嫌いだな嫌いな人多いよ流行るわけがないとか論じるのはアホだろ?

 

あるある大辞典に踊らされる愚民だとネットでみんな笑ったはずだ。

 

全国のスーパーで簡単に手に入るものであればなんでも熱狂し得るのは、そのあとバナナかなんかも消えた時にわかったことだ。

 

俺は感動させようとするのが鼻についてつまらんかったが、その嫌らしさがわからんやつらは、つまり大した文化には触れたこともない、まさにあわとかひえとかケータイ小説とかリアル鬼ごっこしか知らんやつは、物凄く感動したのかもしらん。

 

でも誰だってそうだ。俺が、はじめてコーヒーがうまいと思ったのはドトールのコーヒーだ。缶コーヒーしか知らなかったところに、値段もお手頃で喫茶店というものに入ってみた中学生の俺が、はじめて美味しいと思ったのはドトールのコーヒーだ。はまってドトールを見かけるたびに飲んでいた。別にそんなもんだ。

 

寿司だってそうだ、回転寿司で寿司を知った、立ち食い寿司で握りたての寿司を知った、今は行きつけの寿司屋がある。でも回転寿司が美味しい頃もあった。

 

だから、君の名は大ヒットという現象で、映画っていいなアニメって素晴らしいなって思った人がいて、その人が将来映画通になり、シンゴジラやこの世界の片隅にに感動すればそれでいいと思う。別にアマデウスとかゴッドファーザーとかでもいいよ。

 

自分が面白いと思ってるものをけなされると人は無条件に切れるから、シンゴジラをあわとかひえとか言われるとブチ殺すぞってなるけど、君の名はこそあわとかひえしか食ってないやつが喜ぶものだ。俺はそう思う。映画が名作かどうかなんて自分の感性を信じろ。自分で考えろ。周りに流されるな。

この世界の片隅にを見るこの現代の片隅に

見てきた。

テアトル新宿の平日13時の回を見に行ったら、満席どころか立ち見客までいたが、その大半が戦前生まれくらいの年齢だった。終盤、戦争が悲惨になっていくにつれ、噛み殺したような嗚咽がそこかしこから聞こえてきて、まるで地獄だった。

 

映画は、ただただリアルに第二次大戦の中の日常を描いていた。ある日いきなり見初めたからと申し出られれば嫁いでいって甲斐甲斐しく働くし、突然軍務めの家族が帰ってこないとしてもそれをどこか受け入れるような、現代から見れば非日常としか言いようのない死生観。これから死ぬであろう兵隊が訪ねてきたら、嫁を一晩貸す。そんな普通じゃない状態を普通に怒るようなすず。

 

あまりに現代からは想像もできない遠くに思えた。右腕を失くしたことでついてきた孤児を拾うのも、ついてきたから育てるくらいの、なんだろう、温かいとか優しいとも違う、さもそれが当然、いや当然じゃないんだが、それを受け入れるような空気感。

 

この現代と比べてみると、もはやファンタジーだ。現代か、あの時代のどちらかが。

 

終戦したから、灯火管制がなくなって街に明かりがつく。

 

進駐軍の残飯ゴミを煮た雑炊は、味が濃くてうまい。

 

全てが日常で、リアルで、当時を生きたかのような声で。綺麗事も誇張もなく、見ていて感動したとか、面白かったとか、そういうものではない。ただ、多分良かったんだと思う。映画を見ていた時間は無駄ではなかったと思う。

 

ひもじいご飯の話ばかりだったので、帰りに現代らしくいきなりステーキをがっつり食べた。

 

全体主義、民主主義、資本主義、次の主義はなんだろうか。

ドメスティックな彼女の袋とじ企画に見る少年誌のセックス描写自主規制について

最近電子書籍で買えるのは電子書籍で買うから気づかなかったけど、最寄りのコンビニがいつの間にかチャンピオンを仕入れなくなってて、今日久しぶりにマガジンを買いに行ったらサンデーも仕入れなくなっててオワタ・・・って思った。

 

さて、今週のマガジンには「袋とじ」で「単行本未収録予定」で「電子書籍版ではカット、紙のみ」という三重縛りで、ドメスティックな彼女のエロ漫画が掲載されています。

 

電子書籍版と紙版を完全同一にしているサンデー、同一な上に電子書籍版にだけカラー版ソーマを載せているジャンプと違い、マガジンは紙に固執している傾向があり、「七つの大罪」は電子版ではなぜか真っ赤(白黒ではなく白赤)であり、はじめの一歩は掲載されていない。

 

同じ講談社のモーニングでもビリーバットとバガボンドが掲載されていない。一歩、ビリーバット、バガボンドの作者は、電子書籍で単行本すら出してないことから、電子書籍出版契約で揉めたか、作者のこだわりかによって紙しか出ないのかと思っていたが、今回、ドメスティックな彼女で瞬発的に紙を優遇した施策を打ったあたり、編集部としても紙に固執する何かがあるんじゃないかと思った。

 

さておき、マガジンで袋とじでエロ漫画を載せたわけだが、少年誌としての縛りとの戦いのあとが見て取れる。

 

話の流れとしては、

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このように、一発やってからすったもんだがあり、超久しぶりに二発目(男は相手の姉とやりまくってた時期があるが、女は生涯で二発目)のセックスをしました、というだけの話である。

 

官能小説のときにも違和感を感じたが、直接的な単語の使用を控えているのが明らかだ。セックスとは言葉に出してはいけないものであり、する、した、などと婉曲表現しかされない。

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オナニーしたことあるのか尋ねるときも婉曲的である。

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ヒロインはいきなりマウントをとって乳首舐めを始める。札幌から上京してきて友達とルームシェアしてるという子を家に連れ込んで、手マン頑張っていかせたら、交代とか言われて同じようにいきなり乳首舐めからの見事なフェラを披露され、おいこれデリヘルかよ!と萎える気持ちとこの場の快楽を楽しもうという気持ちの板挟みにあったあの夜を思い出す。札幌の前はどこか北海道の田舎だったはずなんで、札幌ってすすきのなんでしょうね。

 

話がずれたけど、二発目でいきなり乳首なめマウントをかます上級者の描写はアリみたいです。最近の高校生はこれくらい普通んですか?わかりますん。

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ただ、このコマにも映ってるように、断固として下は脱がない。手コキをかましても脱がない。男も女も脱がない。下着汚れますよ?

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宇宙の帝王フリーザとの激戦を経て、上半身の衣服が完全に消失しても、ひざが破れても、必ず破れない悟空のパンツ部分みたいな強度があるんでしょう。少年誌自主規制バリアーという。

 

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下着汚れますよ?

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少年誌として大事なこと。

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パンツを脱ぐ描写は無いけど、以後下半身は一切描写されなくなり、このようにもやに包まれています。なるほど、描かなければパンツを脱いでいるかわからない。量子力学の世界ですね。

 

結論

・直接的な単語は使用してはならない。

・下半身の下着を脱いではならない。

・乳首舐めはOK。