モノの売り方 - 空白雑記

今日はヘッドホンを買いに行ったわけだけど、さすがに20万クラスのものを試さずに買うのは怖いので、視聴できるところを検索して秋葉原に行ってきた。

1件目ヨドバシカメラ
試聴したいと告げると、試聴席に案内されてヘッドホンを用意してくれて、聞いたこともないマニアックなクラシックのCDをプレイヤーに入れて聞かせてくれた。他に客がいないのか、盗難防止なのか、試聴席の入り口のところでずっと立って待ってるので、2,3分聞いたところで辞退した。当然何がいいのかわからなかった。

2件目ビックカメラ
店内が狭っ苦しく、また混み合っており、手の空いてる店員が見当たらなかったし、ろくに試聴できそうにないと思ったので声もかけず帰った。

3件目Eイヤホン
試聴したいと告げると、お手持ちの音源で聞かれますか？iphoneでも大丈夫ですよというので、是非とお願いした。手持ちのiphoneをつないで聞き始めると、すっと離れて他の客の応対を始めたので、そのまま20分くらい聞いていただろうか。ブルーハーツを聞いても、Kalafinaを聞いても、ランス10の曲を聞いても、クロノトリガーの曲を聞いても、普段使ってるSE846よりも素晴らしい音だと感じ入った。ヘッドホンを外して、これ買うかなーと思ってたら、それを目ざとく見つけて寄ってきて、いかがでしたか？ときたので、他に必要な周辺機器についてたずねたが、とても親身に解説してくれ、これは買うしかないなとその場で即決してHD800sを買った。

同じものを売るのでここまで違うのかとびっくりした。Eイヤホンはいい店だ。

あと、ついでに日本でTop10位（食べログ調べ）に入るという究極のらーめんとやらを並んで食ってきた。1200円にしては82点という驚くべき美味しさのらーめんだったが、並ぶのが嫌いなので二度といかない。並ばずに入れる、近所のジャンクな1000円の油そばを食ったほうが俺は満足する。一人数万の寿司が大好きだが、だからこそラーメンで最上級なんて求めない。というか並びたくない。並ばずに食えるとしても大して食いたくないが。

トップレベルのラーメンは1000円くらいの外食としてはほぼ究極に至っていると思う。しかし所詮1000円とも言える。その限界にぶつかっている。

ま、ラーメンハゲもそうだけど、1000円の、ラーメン屋として繁盛すればそれで十分なんだけど。

高いものの売り方と安いものの売り方で考えさせられた。

今日買ったやつ