人はなぜ”100日後に死ぬワニと電通”にキレるのか
激怒って(笑)たかがツイッターでバズった漫画がちょっと展開しくじったくらいで激怒してたら、えろうドラマティックでファンタスティックな人生歩んできはったんやろなあ、うちはこんなんで怒ったりすることできひんから羨ましいわあ
死を利用してる不誠実さ？ちゃんちゃらおかしい。作品の中身について語るべきは「その面白さ、クオリティ」であって死に対する誠実さ(笑)などではない。くだらないと思ったなら一笑に付せばよいのであって、その程度で激怒する人間はよほどくだらない人生を送っているのではないかと思う。
あれかな？漫☆画太郎の漫画とか読んだら血を吹いて憤死しちゃうのかな？俺はワニの最終回で、結局ソラニンのオマージュかよ！って笑ったけどソラニンはいいの？そこの違いって何？作品の中身はまんまソラニンみたいだったと思うけど。ソラニンは許せる？ソラニンが追悼グッズだしたら許せない？
何に怒ってるのかはっきりしろ
このブログの人は「100日後に死ぬワニに激怒」って言ってるけど、どう見ても怒ってる対象はワニではない。多分ワニ作者でもないよね。”ワニを売って金儲けしようとした汚い電通一派”みたいな曖昧なものに、具体的に名指しできないものに対して怒ってる。
配偶者が「家の空気が汚れるから黙れ」と怒りだすくらいの大批判を繰り広げてしまうこととなった。
配偶者の怒りは至極当然だと思う。この人の家には、ワニもいないし、作者もいないし、電通もいない。なのにこの人はブツブツと批判を続けたか、配偶者に同意を求めてワニ批判を展開したんだろう。
「ワニに盛り上がってた自分ら」が「自分がおそらく過去に石を投げたことのあるいけすかない電通」の「手のひらの上だった」ってことを認められないからキレてるんだろう。認知をきちんとして怒ってないから、キーキー鳴いてる動物園の猿と大差ないと思う。
要するに、電通とか皆が攻撃してるのを考えもせず真似して攻撃して日頃の人生の鬱憤をごまかしてるカスが、100日後のワニごときで盛り上がり、騙されたと、俺らの盛り上がりを、尊厳を返せと激怒している。くだらない。
100日後に死ぬワニは、漫画の中身の面白さを超えた価値を生み出す「展開」は大成功した。それは間違いない。アイデアは時代にすさまじくマッチした。じゃあ、漫画の中身が超面白かったか？俺はうーん、72点くらいかな。話題性だけでしょ。
